PeerCastStation

P2P形式の動画ストリーミングソフトウェア

This project is maintained by kumaryu

PeerCastStation説明書

このソフトは、Peercast改造版を改良したソフトです。ですので、多数な機能追加やIPv6などの機能が追加されていたり、最適なリレーを見つけて繋げたりします。IM版でも構いませんが、FLV配信が多数になってきた今、乗り換えてみてみるのもいいかもしれません。

ただし、古いVP版などを使っている人がリレーの下についた時は蹴りましょう!

バグが発生した場合は、https://github.com/kumaryu/peercaststation/issuesに問題提起してください。また、このような機能が欲しい場合もここに記載してください。

あれくま氏が書いているコードを修正したい・追加したい方、頭が少しおかしい方はGitHubに参加して、ソースいじったらpull requestを送ってください。

最近多いのがバージョンアップしない人が多くなっています。古いバージョンのままだとバグが残っていたり、新しい機能が追加されていなかったりと多数の不具合が多発して、バッファの原因にもなってきたりします。新しいバージョンが出てきたら、すぐとは言わないので1~2週間以内にバージョンアップしてください。ご協力の程、宜しくお願いいたします。

この説明書を書いている人も頭が少しおかしな人なので、ヘルプを書いています。全部を理解していないので、あれくま氏に突っ込みがきそうですが、簡単な物はあっていると思います。

基本的な使い方

初期画面です。

初期画面

視聴している時は、このように表示されます。青で隠しているのは、配信者名とIPアドレスなので、隠しています。画面は、詳しくは後々で説明します。

視聴設定

設定メニュー

ツール→設定 をクリックしてください。

ポート及び帯域設定

PeerCastを見るためのポートをルータの設定で開けてください。

例として、PR-500MIの開け方です。

詳細設定→静的IPマスカレード設定 をクリックしてください

対象インターフェースを選択は、必ず使うプロバイダのセクションしてください。

間違って、フレッツ網のみのセクションを選択しないように。

普通は、エントリ番号1から埋めていきます。このパソコンは192.168.1.76なので、7146ポートを使います。既に使っている7144は使えないので、7144と7145を除いたポートを指定してください。

変換対象プロトコル:TCP

変換対象ポート:Peercastの視聴するポート(基本は7144)

宛先アドレス:使っているPCのIPアドレス(DHCPで割り振れたものでもいいのですが、念をいれて固定アドレスの方が良いでしょう)

宛先ポート:Peercastの視聴するポート(基本は7144)

で、追加してください。

2.1.の図に戻って、接続待ち受けポート番号を変換対象ポートと同じにします。

そうすると、ポート開放状態のIPv4が、「解放されています」に変化します。

ぶっちゃけ、これでPeercastを見れます。ただ、設定を細かく弄らないとプロバイダからお叱りのメールがくるかもしれませんので、説明を続けていきます。

自動設定 をクリックします。

この画面が出てきて、上り帯域の測定を致します。できれば、ネット環境を全て使っていない状態で押すのが好ましいでしょう。

測定が終わりましたら、自動的に帯域欄に 数字 が表れます。

次に 詳細設定にチェック を付けます。

リレー数設定

リレー数を設定しないと、初期値では無制限になっていますので、プロバイダに怒られてしまいます。そこで 接続設定 をクリックして最大リレー数と最大視聴数を設定します。

最大上り帯域からリレー数を何本出したいか決めます。筆者の場合、配信時と視聴時両方「2本」を出す設定にしています。帯域に合わせて0本(ADSLで遅い人)~10本(プロバイダから怒られない人)と設定していくといいでしょう。

これで、「OK」ボタンを押します。視聴する設定は以上となります。ほかにも設定がありますが、視聴するだけならこれだけで十分です。

YP一覧を取得するのには、pcypLiteやPeCaRecorderなどを利用しましょう。

間違っている箇所があれば、修正していきます。報告は、

https://github.com/kumaryu/peercaststation/issues

の「視聴用PeerCastStation説明書」に残してください。